作曲家がゆく―西村朗対話集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 356,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393935163
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

対談者=池辺晋一郎・三輪眞弘・佐藤聰明・中川俊郎・近藤譲・三枝成彰・新実徳英・吉松隆・北爪道夫・野平一郎・細川俊夫他

内容説明

創造力のオーラが行き交う場所、現代日本作曲界の精鋭、大いに語る。作曲家への志から自作分析まで創作の舞台裏を闊達自在に吐露。現代日本&世界の現代音楽シーンを俯瞰する。ディスコグラフィー付。

目次

池辺晋一郎
三輪眞弘
佐藤聰明
中川俊郎
近藤譲
三枝成彰
新実徳英
吉松隆
北爪道夫
川島素晴
野平一郎
細川俊夫
西村朗×石田一志
高橋アキ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

松本直哉

25
訃報を聞いて再読。西村朗といえば『ケチャ』を聴いたときの衝撃は忘れがたい。複数の奏者がすこしずつ違うリズムで複数の線の織り成す世界を形作るように、この対談集においても、同時代の12人の作曲家との、ときにはユーモアも交えた対話から対位法的な言葉が紡ぎだされて、読み終えた時には20世紀後半の、必ずしも聴きやすいとは言えない現代音楽を、もっと聴いてみたい気にさせてくれる。あらためて座談の名手だと思うし、FM放送での肉声も懐かしい。誰もが調性を捨てたかに見えるとき、あえて調性を使う吉松隆の孤独な営為が印象に残る2023/09/14

美東

1
西村朗という人はほんと聞き上手だと思う。西村さんが「東京芸術大学を受けて落ちた年」1972年生まれの川島素晴氏に対しても丁寧な口調で対応しているが、吉松隆氏に対してはタメ口使っているのには笑った。2018/11/19

hr

1
高橋アキとの対談部分を再読。高橋アキが居るからこそ生まれた曲の多さを思い、陶然とする。2018/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/152541
  • ご注意事項