内容説明
人智学から出発し、人間性心理学と共振しつつ独自の療法モデルを確立した偉才クライヴ・ロビンズ。内なる音楽に働きかけて全人的な健やかさを目指す、創造的音楽療法の半世紀の軌跡。
目次
若い日々
創造的音楽療法の礎を築く
時と場所と人と
ピフ‐パフ‐ポートリー
創造することと経験すること
居場所を見つける
将来の方向性を定める
創造的音楽療法を創設する
カンザスの空の下で
新たな好機〔ほか〕
著者等紹介
ロビンズ,クライヴ[ロビンズ,クライヴ][Robbins,Clive]
音楽療法家、教育者。ノードフ‐ロビンズ音楽療法(創造的音楽療法)創始者。イギリス生まれ。1954年よりシュタイナー施設で特殊教育と芸術療法に携わる。59年、アメリカの作曲家ポール・ノードフと出会い、共同作業を開始。65年、最初の共著『障害児のための音楽療法』を出版、ノードフ‐ロビンズ音楽療法を確立する。臨床実践、著作、療法のための作曲、教育など音楽療法のすべての領域にわたって革新的な活動を行ない、特に、音楽療法の中心に高度の創造性と音楽性を置くという新時代のスタンダードを呈示した功績は大きい
生野里花[イクノリカ]
アメリカ音楽療法協会・日本音楽療法学会認定音楽療法士。東京芸術大学、東海大学講師。コロンビア大学教育学部教育学修士課程修了。クライヴ・ロビンズ博士はじめ、来日音楽療法家の通訳を多数務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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