音楽・想像・文化

音楽・想像・文化

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  • サイズ B6判/ページ数 334,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784393931325
  • NDC分類 761
  • Cコード C3073

内容説明

音楽は知識で聴かれるものなのか?音楽と聴き手の乖離はどこからくるのか?シェンカー、ハンスリックからヴィトゲンシュタイン、コリングウッドまで。これまでの芸術理論をみごとに総括し、現代認知心理学の視座から「聴くこと」の意味と音楽文化の在りようを問う。

目次

第1章 音楽形式と聴き手
第2章 音楽を想像すること
第3章 知ることと聴くこと
第4章 作曲と文化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junya Fujino

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音楽の聴き方に対して、専門家から「正しい」とか「正しくない」という上から目線の言葉をもってとやかく言われたくないという、「普通の音楽ファン」の至極当たり前の主張を「音楽を考えるあり方」と「音楽を経験するあり方」の際の考察を通じて、音楽学の立場から擁護し、二者を混同してきたかつての音楽学を批判的に見た本。 だがフーガの構造を知らぬ聴者はそこに形式としてのフーガを聴き取ることが出来ないのならば、聴者はそこに何を聞き、なぜ楽しむことができるのかという考察をもっと読みたかった。

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