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出版社内容情報
舞台は17世紀のヴェルサイユ。この「魔法の宮殿」で、太陽王ルイ14世はバレエやオペラを以て人々を魅了させる。そこでどのような音楽が奏でられていたのか。作曲家リュリの作品を中心に、絵画や文学作品も交えつつ、芸術の背後に潜む政治性について語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
54
副題の太陽王のバレエとオペラに惹かれ手に取りました。ルイ14世のバレエ姿、世界史便覧で目にしたことがあります。ルイが踊る話ではなくて、ルイ14世時代のフランスオペラ史の本です。音楽監督となったリュリ、彼のオペラ、バロックの特徴などが述べられます。ギリシア・ローマの神話をもとにした劇、ダブルプロット、あえて複雑な筋とし教養を試すものとしたことなど。挿入された絵画も説明の助けとなっています。正直理解が追いつかない部分は飛ばし読みになりました。興味のある方は映像化されたオペラを観るのも良いかもしれません。2024/09/13
Go Extreme
2
バロック・オペラの下地: フィレンツェにおけるイタリア・オペラの誕生 ギリシア神話とローマ神話 モテヴェルディのオルフェオ モローとギリシア神話 フランスにおけるイタリア・オペラの受容 ロッシのオルフェオ フランス宮廷歌謡 宮廷バレエとカーニヴァル コメディ・バレエ ドン・ジュアン フランス・オペラの確立: バロック・オペラの筋の二重性 建国の英雄と音楽(ハーモニー)の結婚 バロック音楽の特徴を楕円のイメージで探る: 「バロック」の語源 通奏低音 協和音と不協和音の対比 アレゴリー表現 感情表現の二極2024/08/18
takao
0
ふむ2025/02/12