オペラハウスは狂気の館―19世紀オペラの社会史

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  • サイズ A5判/ページ数 479,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393930120
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

数々の名作が生み出された社会・文化的背景――著作権の概念,政治との関わり,検閲制度,台本作家・歌手・作曲家の情況など――を最新の研究成果とともに明らかにする。

内容説明

社会学的アプローチによる新たなオペラ研究の幕開け。夢と野望を求めて繰り広げられる、劇場の激情。台本作家×作曲者×歌手、王侯×貴族×市民階級。オペラを動かす人物は?権力を握るのは誰?いま暴かれる壮絶な舞台裏。

目次

第1章 イタリア―スタジョーネとインプレサリオ
第2章 フランス―パリとオペラ座
第3章 ドイツ―宮廷歌劇場と市立劇場
第4章 台本作家
第5章 オペラ歌手
第6章 オペラ作曲家
第7章 著作権
第8章 「作品」の概念と著作権、そして契約の形態
第9章 オペラと政治
第10章 検閲とオペラ
第11章 オペラの観客

著者等紹介

ヴァルター,ミヒャエル[Walter,Michael]
1958年、ドイツ生まれ。マールブルク大学とギーセン大学で音楽学と歴史学ぶ。1985年博士号取得。シュトゥットガルト大学助手を経て、1993年大学教授資格取得。現在ボーフム大学音楽学研究所講師。バイロイト大学でも教鞭をとる。19・20世紀のオペラ史と音楽史、中世音楽史を専門とする。著書に『中世音楽の基盤―文書・時間・空間』(1994年)、『歌劇場のヒトラー―1919~1945年ドイツの音楽事情』(1995年)、『リヒャルト・シュトラウスとその時代』(近刊)(いずれも未訳)ほか
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