出版社内容情報
耕さず、草もとらず、肥料もやらず、しかも多収穫……。福岡「自然農法」の思想的背景をなす「無の哲学」の出発点となった名著の復刊。人為・文明への警告とともに、無為自然への回帰を根本から説きつつ、独自の自然農法の可能性と進むべき道を縦横無尽に語る。
内容説明
自然農法の道。人はどこから来て、どこにいて、どこへ行こうとしているのか。不耕起・無肥料・無除草・無農薬―「福岡自然農法」の思想的背景、「無の哲学」の出発点となった記念碑的処女作(1958年刊)の新版。
目次
百姓夜話(衣;食;住;労働;時間と空間;病気;虫;愛憎;芸術;認識;知慧;知る;生と死;価値)
自然農法(百姓と哲学;科学的農法;自然農法;自然農法による果樹栽培;自然農法による米麦作;自然農法の道)
著者等紹介
福岡正信[フクオカマサノブ]
1913年、愛媛県伊予市大平生まれ。1933年、岐阜高等農林学校(現岐阜大学応用生物科学部)卒。1934年、横浜税関植物検査課勤務。1937年、一時帰農。自然農法を始める。1939年、高知県農業試験場勤務を経て、1947年、帰農。以来、自然農法一筋に生きる。1979年、訪米以後世界各地で粘土団子による砂漠緑化に取り組む。1988年、インドのタゴール国際大学学長のラジブ・ガンジー元首相から最高名誉学位を授与。同年、アジアのノーベル賞と称されるフィリピンのマグサイサイ賞「市民による公共奉仕」部門賞受賞。2008年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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