内容説明
“がんは痛い!”は過去のこと。世界の標準治療「WHO方式がん疼痛治療法」の作成にたずさわった医師が明かす―痛み治療のすべて。
目次
1 がんの痛みの基礎知識
2 がんの痛みの治療法
3 モルヒネをめぐる誤解と偏見
4 WHO方式がん疼痛治療法ができるまで
5 患者さんが教えてくれたこと
6 真実を伝えるということ
著者等紹介
武田文和[タケダフミカズ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。1962年、群馬大学大学院医学研究科修了(医学博士)後、群馬大学助教授、埼玉県立がんセンター手術部長、脳神経外科医長などを経て、同センター総長に。98年に定年退職。98年から埼玉医科大学客員教授。1982年から2000年まで世界保健機関(WHO)がん専門家諮問部会委員としてがん疼痛対策の分野を担当し、現在もWHO方式がん疼痛治療法普及のために発信を続けている。2000年、日本麻酔学会社会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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