イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容―古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって

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イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容―古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887084179
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C3022

目次

第1部 四人の始祖(カユとギョク―オグズ伝承的正統の論理;ヤペテとエサウ―旧約伝承のなかの王権と権威;姉祖たちの融合―「伝統」と「権威」の相克)
第2部 二つの王朝(セルジューク朝との系譜意識―同族・婚姻関係という作為;モンゴル像の変遷―残虐な暴君から賞讃すべき世界征服者へ)
結論
補論1 一五世紀における王統譜の構造と形成過程
補論2 史料解題

著者等紹介

小笠原弘幸[オガサワラヒロユキ]
1974年北海道北見市に生まれる。2005年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、九州大学人文科学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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崩紫サロメ

14
オスマン帝国の始祖や起源について、どのような言説があったか、主に15・16世紀の年代記から辿った博士論文がベース。当然、考察の対象となるのは起源そのものではなく、それが書かれた時代の世界認識とその変化である。例えば15世紀にはセルジューク朝との系譜的関係が強調されたが、16世紀になるとその重要性が失われ、世界帝国であったモンゴル帝国への称賛が強まっていく、など。用いられた年代記については「補論2 史料解題」で丁寧に紹介されている。2020/09/10

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