内容説明
病気になった時、本当に頼りになるのは、お金?すぐれた病院?または腕の良い医者?「よく生きる」ためにもっとも大切な指針を、病に悩むすべての患者と患者予備軍の人々に贈る、臨床医からのメッセージ。
目次
第1章 よい医師を求める
第2章 よりよい医療機関を探す
第3章 医療における科学的側面と人間的側面―二項対立でなく主と従の関係で
第4章 よりよいインフォームドコンセントのために
第5章 セカンドオピニオンを求める
第6章 病気をかかえながら積極的に生活する
第7章 病に倒れる前に決めておくべきこと―普段から家族と話し合っておく
第8章 日本の医療をよりよくするために、私たちにできること
第9章 病とその意味について
第10章 病における癒しと祈り
著者等紹介
加藤真三[カトウシンゾウ]
1980年、慶応義塾大学医学部卒業。1980年、慶応義塾大学大学院修了。1986~1988年、米国ニューヨーク市立大学マウントサイナイ医学部研究員。その後、都立広尾病院内科医長、内視鏡科科長をへて、現在、慶応義塾大学医学部消化器内科講師。肝臓病の臨床に従事し、アルコール性肝障害を中心に研究
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感想・レビュー
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A久
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医療を受けるときに注意すべきことが書かれていた。 医療機関や医者の選び方が書いてあり、必要になったら活用しようと思う。2020/01/12
あつ
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医師に必要なのは技術、知識、姿勢(コミュ能力) 流行っている医院の医師は技術知識だけでも必ずコミュできる看護婦などでカバーされている。 患者の話をよく聞くことが大切 インフォームドコンセントは患者の自主的同意、決定が大切なのできちんと説明していろいろな選択があるのを示しながらも医師の治療法が正しいなら説得してでも押し通すぐらいの気概が必要。 患者は自分の病気を説明できて自分の生き方の希望を伝えるようにする 医師患者の共同で治療する気持ちが大切。 医師変更のときは担当医師に曜日が合わなくなったと伝える 2018/05/30