出版社内容情報
腰痛は不快な感情との直面を避けるために生じる心身症である,とのTMS理論をわかりやすく解説したベストセラー。本を読んで理解すること自体が治癒をもたらします。
目次
腰痛は増えている
第1部 腰痛神話(何が原因なのか?;従来の治療は効くのか?)
第2部 腰痛概念の革命(腰痛は怒りである―サーノ博士のTMS理論;治療の実際―TMS治療プログラム;疑問に答える)
著者等紹介
長谷川淳史[ハセガワジュンシ]
1960年生まれ。北海道旭川市在住。ガラップ治療院院長。TMSジャパン代表。筋骨格系疾患および慢性疼痛に関する研究のかたわら、講演やセミナーも行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
42
数年来の慢性疼痛に悩んでいる私にカイロの先生から薦められた本。心と身体は密接に関係し、無意識下に抑え込まれたストレスが「痛み」となって現れるというTMS理論を詳しく解説してあり、大変参考になった。痛みによってすり替えられた心と向き合う大切さを感じる。読む治療薬と言われる本書ではあるが、私の場合は何度も読み返す必要がありそうだ。先ずは自分の中の何が痛みを生み出しているのかを書き出してみよう。そして痛みは必ず改善すると信じようと思う。2018/07/05
fu
37
舞台まであと1カ月だというのに到底踊れそうにない激痛のため、慌てて腰痛バイブルを再読。初めて読んだ時は即効でギックリ腰の痛みが取れ、それ以来私の読む常備薬になっている。内省し、痛みの理由に気付くことで腰痛が消えてゆく。今回も実によく効いた。原因不明の痛み、病院で電気治療やら色々試してみても痛みがとれない人、痛む場所が日によって変わる人は一読の価値あり。2016/01/13
柊子
25
「痛みを叱る」これをまずは実践してみよう。夜中に痛みだすと(もっとひどくなるのでは?)と不安になる。が、今夜からは「てめー、いい加減にしろ!」と叱り飛ばしてみるか。心と体は本当に繋がっているんだな。良い本に出会えた気がする。2017/02/13
ジョニジョニ
20
僕はもうずっと前からちょくちょく再発する腰痛に苦しんできて、痛い時は腰のことしか考えられなくって、読みたい本も読み続けられない。一番興味のある腰のことについてなら読めるかなー、と腰痛真っ最中に読んでみたら、少し読んだだけでピタリと痛くなくなった。奇跡ってあるんだなぁと驚きました。サイモン・シンの”代替医療解剖”を読んで、臨床試験とは何か、と、偽薬でも治る病気ってなんなんだろう?と考えてきたおかげで、素直に理解できたのが効いたんだと思います。いろんな本読んできてよかった!2020/08/23
Qちゃん
14
最近また腰痛が出てきました。再読しなければ。2016/09/08
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- 和書
- リック・ルービンの創作術