出版社内容情報
ヴィパッサナー瞑想のエキスパートが体験した認知症の母の看取り。マインドフルネスと慈悲の瞑想を駆使して苛酷な介護現場を最期まで愛情をもってやり抜く経緯が、仏教的視座から追体験できる、今までにない「死へのレッスン」。
内容説明
安らかに死んでいくためのヴィパッサナー瞑想。認知症の親を自宅で看取る…。生きるとは?死とは?
目次
序章
第一章 翳りゆく母
第二章 母の人柄
第三章 忍びよる死の影
第四章 福助登場
第五章 認知症は治るか
第六章 衰える体、よみがえった心
第七章 慈悲の瞑想
第八章 今生の別れ
第九章 最期の看取り
第十章 生きていく死者
最終章 死とは何か…
著者等紹介
地橋秀雄[チハシヒデオ]
1948年生まれ。早稲田大学文学部卒。1978年より解脱涅槃を求めて修行生活に入る。滝行、断食、ヨーガ、大乗仏教諸宗、心霊科学、工学禅、他力全託、内観、クリシュナムルティ等の修行遍歴の末、原始仏典に基づくブッダのヴィパッサナー瞑想が解脱を完成する道であると理解する。以来、タイ、ミャンマー、スリランカ等で修行を重ねる。1995年以来、朝日カルチャーセンター等で本格的な瞑想指導を始める。現在、ヴィパッサナー瞑想協会(グリーンヒルWeb会)代表&グリーンヒル瞑想研究所所長、朝日カルチャーセンター講師(『ブッダの瞑想法とその理論』+オンライン講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
介護と仏教:認知症介護 自宅介護 介護負担 看取りの現場 瞑想実践 動的瞑想 慈悲の瞑想 サティ観察 苦しみ:ストレス軽減 感情の管理 介護の苦悩 ネガティブ感情 自己受容 静寂と内観 死の受容 苦しみの超越 仏教的癒し 介護:食事介助 排泄介助 認知症進行 家族の絆 介護と感情 介護者の孤独 介護の哲学 日常マインドフルネス 死生観:生と死の意味 死の準備 看取りの決断 供養と弔い 介護者の成長 家族のつながり 死を超えた学び 智慧:慈悲の心 無常の理解 迷いの克服 愛の実践 人生の気づき 受容と許し2025/03/16