非凡なる凡婦 白秋の妻菊子

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393436523
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

白秋の3番目の妻・菊子の人となりをきめ細かに描いた瑞々しいドキュメント。長男の嫁として生活を共にした著者が愛情込めて描く。白秋の3番目の妻・菊子の人となりをきめ細かに描いた瑞々しいドキュメント。白秋の晩年を支えた伴侶として、家庭人としての姿にふれながら、その「非凡さ」ぶりと教養人としての慎ましやかさを、12年間、生活を共にした著者(長男・?太?の嫁)が愛情込めて描く。

北原 東代[キタハラハルヨ]
著・文・その他

内容説明

白秋の後半生を支えた菊子のこれまで知られていなかった人となりをきめ細かく描いた瑞々しいドキュメント。十二年間、生活を共にした著者(長男・隆太郎の妻)が、義母の家庭人としての多様な姿にふれながら、教養人としてのありようを敬愛込めて率直に綴る。

目次

第1章 菊子というひと(恋文;読書 ほか)
第2章 菊子の周辺(姉・佐藤さと;無二の親友・河野喜久 ほか)
第3章 菊子と私(出会い;もてなし ほか)
第4章 新生へ(新婚日記;多磨短歌会の解散 ほか)

著者等紹介

北原東代[キタハラハルヨ]
1943年、東京都に生まれる。翌年、熊本県玉名郡(現、玉名市)に転出。1962年、熊本県立玉名高等学校卒業。京都大学文学部に入学。1966年、京大文学部仏文科卒業。同、大学院に進学。在学中、橘女子大学、花園大学などの非常勤講師をつとめる。1971年、京大大学院博士課程を修了。北原隆太郎と結婚、東京都のち神奈川県に転居。2004年の北原隆太郎の没後、その遺稿集『父・白秋と私』、『父・白秋の周辺』(以上、短歌新聞社)、『覚の参究』(春秋社)を編集、刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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