目次
1 ベイズ分析を学ぼう(高まるデータ分析の重要性;ベイズ分析って何? ほか)
2 ベイズ的視点から世界をみる(「くじ」で考える不確実性;望ましい「くじ」の選択 ほか)
3 成功と失敗のベイズ分析(ベルヌーイ試行の成功確率の事後分布;ベルヌーイ試行の成功確率に関するベイズ推論 ほか)
4 ベイズ的アプローチによる資産運用(不確実性の下での資産運用;期待収益率の事前分布の決定 ほか)
5 ベイズ分析とマルコフ連鎖モンテカルロ法(モンテカルロ法;乱数生成法 ほか)
著者等紹介
中妻照雄[ナカツマテルオ]
1968年徳島県に生まれる。1991年筑波大学第三学群社会工学類卒業。1998年ラトガーズ大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学経済学部准教授。Ph.D.(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Józef Klemens Piłsudski
2
高度な数学を用いずにベイズの基本理念とMCMCのアルゴリズムを解説していおり, 読みやすかった. 要求される数学は条件付き確率や同時分布といった数理統計学の基本概念くらいか.2012/07/19
katsu708
1
ざっくり読んだ。理論は正しいけれど、元になるデータの妥当性が微妙なせいで、これだけでは実態にはまだ近づけない(基礎だから仕方ないけど)。リスクと不確実性(確率の計算が不可能という点も含め)についてはもう少し知る必要がありそう。今後の統計の理論は金融危機を織り込んであるか否かがひとつの判断基準になるのかなぁ。2011/07/14
強粘結炭
0
一応朝倉書店のHPにMATLABコードがある。2016/10/08