球団格差

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198642860
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

金持ち球団だからって優勝できるわけじゃない! 勝利を手に入れるにはチームの総合力の差、つまり「球団格差」が重要なのだ。“春から秋にかけた長い長い闘いが続く日本のプロ野球。ファンはお気に入りのチームや選手の活躍に一喜一憂する。
しかし、その戦績の背景には当然、球団の力の差、つまり「球団格差」が歴然と存在しているのも事実だ。球団という名の会社の業績、その会社が有する「職員の数」、スカウトの人材の差、育成スタッフ、球団施設、選手の待遇、そして年棒予算など、表面的な人気だけではとらえきれない格差に迫ったルポルタージュ。


小川 隆行[オガワタカユキ]
昭和41年千葉県市川市生まれ。千葉県市川東高校を卒業し、拓殖大学卒業後、水商売、建築業、タクシーのドライバーなどさまざまな職業を経て、雑誌編集者に。現在はプロ野球や競馬を主なフィールドとして活躍中。

格差検証委員会[カクサケンショウイインカイ]

内容説明

プロ野球ファンの誰もがわかっているのに言わない事実。それが、球団格差。格差のある相手でも勝てる!だからこそ、野球は面白い!

目次

第1章 球団経営の格差(球団の売上高と親会社の体力;球団別・選手の総年俸;年俸のアップ額 ほか)
第2章 実力の格差(過去10年の勝敗;監督の平均在籍年数;スタジアムのサイズ ほか)
第3章 編成・その他の格差(高卒・大卒・社会人の割合;新人王輩出数;ドラフトのくじ運 ほか)

著者等紹介

小川隆行[オガワタカユキ]
1966年生まれ。拓殖大学卒業後、編集プロダクション勤務を経てフリーになり、プロ野球関連を中心としたムックや書籍を数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

40
現在の球界では、読売とソフトバンクの戦力が傑出しているのは明らかですが、データを細かく分析して各チームの編成方針や経営戦略を読み解こうとしたもの。「FA選手獲得数とFA選手移籍者数」や「ドラフトでの高卒・大卒・社会人の割合」から、「マネーゲームに背を向け、自前の高校生を育てる日本ハム&広島」という今シーズンの結果通りの傾向が。「生え抜き選手の平均在籍年数」からは、「面倒見がいい読売、居心地のいい阪神、見切りが早いオリックス、新陳代謝を図る日本ハム」とありますが、読売は単なる飼い殺しの恐れもあります。2016/12/19

たかやん

20
「球団別の選手総年俸」などオーソドックスな項目から「女子アナ&芸能人との結婚組数」等の下世話なものまで取り上げる、良くも悪くも「球団によって格差ってあるよね?」というのを一つ一つ確認していくような内容。時期的にもドラフト関連の項目が面白い。「過去11年のドラフト抽選勝率」のデータにおいての阪神&オリックスの惨状は岡田彰布氏ひとりでゾッとするほど貢献してる…。章末のファン座談会での「(球場で)チケット切ってもらってゲートをくぐる時の明るくなる瞬間…最高だよね」にはものすごく共感。2017/09/26

tom1969

15
最近流行りのAIで、この手の分析を実施したら今年の成績予想が出るのかもしれない。OBの予想は思入れがありすぎるし、安全サイトになるので予想も予想し易い。故障も考えれば多分当たらないと思いますが。野球ファンとしては、飲んだ時の言い訳に使用します。2017/04/30

おくりゆう

15
1つあたりに割いているページ数から読みやすく、簡潔ではありますが、様々な視点で比べていて、企画としてアリかな、という印象。2016/11/19

スプリント

11
球団格差があることは仕方がないが、それが成績に直結していないことが面白い。資金をいくら投入しても勝てないし、資金不足でも工夫次第で魅力的な球団にすることができる。2019/03/31

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