出版社内容情報
苦悩こそ「人生の意味」や「自己を超えた超越」へと導くものである。――人間精神の尊厳と自立性を訴えたフランクルが、その内奥に秘めた思想・信仰を明かした感動の書。
【目次】
初版まえがき
第一章 自動性から実存へ--―ニヒリズム批判
第一節 心理学主義
第二節 社会学主義
第三節 時代精神の病理学
第二章 意味否定から意味解明へ
第二版への補遺―--人間とは何であるか
第三章 自律から超越へ―--ヒューマニズムの危機
第一節 人間中心主義
第二節 擬人主義
訳者あとがき
内容説明
苦悩こそ人間を高みへと引き上げる。「意味に満ちた苦悩は、いつでも苦悩そのものを超越した何かに向かっている」―フランクルの最も根源的な思想・信仰を語る。
目次
第一章 自動性から実存へ―ニヒリズム批判(心理学主義;社会学主義;時代精神の病理学)
第二章 意味否定から意味解明へ(第二版への補遺―人間とは何であるか)
第三章 自律から超越へ―ヒューマニズムの危機(人間中心主義;擬人主義)
著者等紹介
山田邦男[ヤマダクニオ]
1941年、大阪に生まれる。京都大学教育学部博士課程中退。大阪府立大学総合科学部教授を経て、同大学名誉教授。人間学・人間形成論専攻
松田美佳[マツダミカ]
1965年、吹田市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。専門は宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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