出版社内容情報
こどもの「行動」にはすべて「理由」がある。
大人はどう関わるべき?
日常で繰り返されるちょっとした「害になる体験」の重大な影響とは。心理学、神経科学、そして九千時間のチャイルド・セラピーから導かれた、大人とこどもの関係のあり方。
受容と支配、「私」と「私の行動」の違い、問題行動、大人の思い通りには動いてくれない理由、罰にならないしつけ等々…発達性トラウマにも発展しうる日常の関わり方についての具体的アドバイス、対処法満載。
内容説明
日常で繰り返されるちょっとした「害になる体験」の重大な影響とは。心理学、神経科学、そして九千時間のチャイルド・セラピーから導かれた、大人とこどもの関係のあり方。
目次
第1部 こどもの脳と大人の脳は異なる(「リスペクト」の二つの顔;大人にとってこども時代が大切な理由―リナの旅路パート1;主導権を握る脳の部分 ほか)
第2部 こどもたちとの関わり方(知識を実践につなげる;つながりがすべてに優先する;受け入れるか、支配するか―二つの関わり方 ほか)
第3部 私たちはどんな人間になるか(もとに戻る;今も生きている記憶;リナの旅路パート2―…私はこどもたちを最優先にしていると考えていた ほか)
著者等紹介
クドゥバ,スッダ[クドゥバ,スッダ] [Kudva,Sudha]
マレーシア国認定カウンセラー。認定EMDRセラピスト、国際プレイセラピー協会(本部英国)認定プレイセラピスト。プレイセラピー&クリエイティブアートセラピーの認定上級スーパーバイザー。「教育」カウンセリング学(修士:マラヤ大学)生化学(学士:マラヤ大学・マドラス大学)。EFT、前世療法、催眠、NLP、EMDR療法を駆使する。特に、EMDR療法家のRoger Solomon(EMDR Institute)、Sigmund Burzynskiの教えを受け、EMDR療法に必要とされる全課程を修了。こども対象のEMDRができる数少ないセラピストの一人。3歳から80代まで幅広い年齢層のクライアントを対象に、摂食障害、線維筋痛症、強迫性障害、境界性パーソナリティ障害、過敏性腸症候群を含む、様々な精神的問題に対処している。また、こどもや大人のセッションから、こども時代の日常生活における小さな相互作用の一つひとつが、どのような大人になるかに深く影響することに注目し、「有害な生活体験(Adverse Life Experiences=ALE)」を与えることを避け、スモール・t・トラウマを作らないためのコミュニケーションの方法を広く社会に提案している
穂積由利子[ホズミユリコ]
会津若松市生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。1999年まで20年余りカナダのトロント市に在住。ジャパン・コミュニケーションズ(翻訳・日系紙担当)に勤務。日本語学校(日加学園)の教師・校長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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