内容説明
苦しみや生きづらさの元である「脚本」から解き放たれ、今の自分にふさわしい「再決断」をするための具体的な事例や多様なアプローチ方法を紹介。再決断療法、初めての入門書。
目次
第1部 あなたの人生は変えられる(ある再決断療法ワークショップから;生きづらさには理由がある;子ども時代の決断が、なぜ現在に影響するのか ほか)
第2部 再決断療法とは何か(再決断療法が生まれるまで;交流分析;ゲシュタルト療法 ほか)
第3部 再決断療法のさまざまなワーク(再決断療法の実例;さまざまなワーク)
著者等紹介
室城隆之[ムロキタカユキ]
1962年、東京都生まれ。江戸川大学教授、臨床心理士、博士(心理学)。日本ゲシュタルト療法学会理事長。上智大学法学部を卒業後、民間企業勤務を経て、1987年から家庭裁判所調査官として28年間、非行・夫婦・家族問題の臨床に従事。現在、江戸川大学社会学部人間心理学科教授ほかルーテル学院大学非常勤講師、人間総合科学大学大学院非常勤講師(臨床心理学、犯罪心理学)、国際交流分析協会准教授会員(心理療法分野)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fuwa
2
大学の時にとった心理学で主に取り上げられていたのが交流分析だったので、すんなり入ってきた。 ただ、自分の場合は「脚本」が多過ぎて、何から手をつけていいのやら…2019/06/12
言いたい放題
0
図書館にない2021/11/14
パンダきのこ
0
自分の幼い子ども時代の環境や状況の中で生き抜くために身につけた術=作った脚本。今まで私の事を守ってきてくれた脚本。今生きづらさを感じているとすれば、もうその脚本は不要である、心の中で新しい生き方を求めていることのサイン。古い脚本から脱却しようというもの。この気づきだけでもありがとうございますと思いました。これを読んで簡単にできることではないがまずは気づくことから。しかし、業が深すぎやしませんか。生きるって、そんなもんなんだな。どんだけ減らせるか、変えられるか。2021/04/04