出版社内容情報
柏木哲夫・遠藤順子・高木慶子・K. ベッカー・宮家準・A. デーケン(著) 旅立つ日をどのように迎えるか。「今」を輝いて過ごし,大切な人生を充実させるために。
内容説明
旅立つ日をどのように迎えるか。誕生日に、結婚記念日に、自分の死を真剣に考えてみましょう。今、この瞬間が、愛おしく、輝いて見えてきます。
目次
いのちの旅―人はどこから来て、どう生き、どこへ行くのか(日野原重明)
生と死を支えるホスピス・ケア(柏木哲夫)
「心あたたかな医療」を求めて(遠藤順子)
旅立つ日を迎える準備として今を生きる(高木慶子)
死は終わりではない―東西の共通と相違(カール・ベッカー)
死の設計 日本人の新往生考(宮家準)
新しい死の文化を考える(アルフォンス・デーケン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
luna piena
2
ここ最近読んだ死生学本の総集編といったとこだろうか。父の呼吸器を止めたくなった。でも出来ない。こんな形を彼は望んでいなかった。でも結局こうなってしまった。今私たち家族が彼に出来ることって何なんだろうか。何かあるんだろうか。もう苦しませたくない。2011/03/22
まな
1
医療従事者だけでなく、患者さんの家族の目線からのお話もあり、とても読んで良かったと思える本だった。 「死をみつめ、今を大切に生きる」ということはとても大切だなと思ったし、ジョークとユーモアの違いなどタメになるお話が沢山あった!2018/01/10