内容説明
古代の聖典を現代に蘇らせ、科学、芸術、宗教の融合をめざす。インドの神秘的瞑想家の聖典論のエッセンス。
目次
第1章 移りゆく白雲のごとくに生きる―老子『道徳経』
第2章 世界の闇と光は溶け合っている―ハキーム・サナイ『ザ・ハディカ』(真理の花園)
第3章 あなたが死ねばそれは得られる―「スーフィの逸話」
第4章 梵我一如の世界が存在してきた―『イーシャ・ウパニシャッド』
第5章 無一物と無尽蔵が融合している―『般若心経』
第6章 自由は対象との非同一化である―『ダンマパダ(法句経)』
第7章 男女の両性具有人間へ接近する―トマスの『聖書』
第8章 存在はゆったりして自然である―ティロパ『マハムドラーの詩』
第9章 あるがままに見るタントラ密教―『サラハの王の歌』
真の「宗教家」和尚を語る―あとがきにかえて
著者等紹介
玉川信明[タマガワノブアキ]
1930年、富山県旅篭町に生まれる
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