出版社内容情報
トランス=意識の変容状態は人間の心と身体の神秘を解きあかす。催眠・霊媒・心身医療など,18世紀以降の様々な研究をたどりながら,人間の〈心〉の探究の旅を再現する。
内容説明
メスマーの登場から現代まで、催眠・霊媒・心身医療など様々な研究をたどりながら、〈心〉の探究の旅を再現する。
目次
第1章 場面の設定
第2章 神性か魔性か(シャーマニズム;ヒポクラテスからシドナムへ)
第3章 探検者たち(動物磁気;催眠;霊魂主義)
第4章 二十年に及ぶ研究(シャルコーの研究;“高度な現象”の復活;潮流の変化;フレデリック・マイヤーズ)
第5章 包囲された唯物論(共意識;シェルショック)
第6章 戦後の状況(心理学者;精神科医;神経学者;人類学者;超心理学者;物理学者)
第7章 ふたつのミステリー(“びっくり閾値”を越えて;超越)
第8章 再評価