内容説明
数って何?マイナス×マイナスはどうしてプラス?初歩からはじめて論理、幾何、方程式など中学数学を楽しく学び、完全数πの秘密や相対性理論、無限やフラクタルまで逍遙する、科学の詩人・佐治博士との数学散歩。
目次
第1章 数の世界―月曜日
第2章 数学の考え方・論理と証明―火曜日
第3章 一次方程式―水曜日
第4章 二次方程式―木曜日
第5章 三平方の定理―金曜日
第6章 でたらめの数学―土曜日
第7章 有限の中の無限・無限の中の有限―日曜日
1週間の授業をふりかえって
著者等紹介
佐治晴夫[サジハルオ]
1935年東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学物性研究所、松下電器東京研究所を経て、玉川大学、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長などを歴任。現在、同大学名誉学長、大阪音楽大学客員教授、北海道・丘のまち美宙(MISORA)天文台台長。無からの宇宙創生にかかわる「ゆらぎ」の理論研究で知られるが、現在は、宇宙研究の成果を平和教育へのひとつの架け橋と位置づけ、リベラルアーツ教育の実践にとりくんでいる。日本文藝家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じょうこ
3
「数学は論理の音楽であり、音楽は情緒の数学である」(あとがきより)。数学好きの私としては、うっとりするような言葉です。中学で習う数学の内容を佐治先生なりに、物理もふまえて、7日分、語られる本。2023/10/22
takao
2
ふむ2019/10/25
Masamichi Uchida
1
思ってたのと違いました。物理や宇宙の挿話はとても興味深いのですが。物理の先生が執筆されているそうです。もっと数学の世界に浸りたかった。けれど、数式が出てくると置いていかれるというか、読み飛ばしてしまった。シンクロしなかったです。2022/07/30
穂口
1
ちがう2020/05/19
黒とかげ
0
うーん。とても14歳が理解できる内容とは思えん。それとも最近の中学生は理解できるのか?「超頭の良い人にとっての」簡単な数学本だなぁ。個人的には大学レベルに足を突っ込んでいるレベル……。2022/09/10