美しい顔―出会いと至高性をめぐる思想と人類学の旅

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美しい顔―出会いと至高性をめぐる思想と人類学の旅

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393334041
  • NDC分類 539
  • Cコード C0036

出版社内容情報

周縁にとって、近代とは、発展とは何だったのか? 本国は周縁を使い捨てにし、そこで核実験や放射性廃棄物の投棄を行う。それを可能にした力の装置は、ヨーロッパとポリネシアが出会ってから現在に至るまで働いている。そして世界の至るところで、核開発の罠は張り巡らされている。ベンヤミン、アーレント、ヴェイユ、レヴィ=ストロースらと、現地で日常を生きる人々の思想を辿りながら、パリから遠く離れた海外領土の東ポリネシアで、核実験を可能にした入れ子状の権力の仕掛けを、そして人々の気づきを、圧巻のスケールで描き出す民族誌。

内容説明

人々はそこで生きる。本国から遠く離れて。福島から東ポリネシアへ。巨大なマシーンの一部として、至るところに仕掛けられた原子力=核開発の罠。日本で、世界中の後背地で、同じことが起きている。周縁にとって、文明とは、進歩とは、近代とは何だったのか?

目次

1 太平洋
2 コンタクト
3 神の死と主権の秘密
4 痕跡たちの間で
5 遠くから島を振り返る
6 無知の発展について
7 人間と社会と自然

著者等紹介

内山田康[ウチヤマダヤスシ]
1955年、神奈川県生まれ。専門は社会人類学。国際基督教大学を卒業後、東京神学大学を中退してアフリカで働き、スウォンジー大学、イースト・アングリア大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学ぶ。エディンバラ大学講師、筑波大学教授を経て、筑波大学名誉教授。研究テーマは、南インドの不可触民の宗教と政治、芸術の人類学、国家、モダニティ、マージナリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

86
引退した人類学者が、タヒチ近くの島でのフィールドワークについてぼつぼつと。核実験の問題は避けて通れない。過去のこととはいえ、30年間で193回。ベンヤミン、アーレント、ヴェイユ、など哲学的言及多し。 美しい顔、とは、核実験で来島したフランス人兵士たちに島の女性たちが魅了されてつぶやいた言葉(その後混血児が大量に)2024/07/10

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