オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義 (増補版)

個数:

オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義 (増補版)

  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2025年05月11日 03時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333945
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0014

出版社内容情報

ハルマゲドン誘発のため生物化学兵器テロに踏み切ったオウム真理教。オウムに至る宗教・哲学・政治思想の流れを精査するとき、我々は近代の暗黒面に直面して戦慄する。本書刊行後の調査・研究から判明したオウムの実態と日本社会の歪みを追記として増補。

内容説明

近代はなぜ「カルト」を生むのか?超人類によるユートピア国家の樹立を目論み、ハルマゲドン誘発のため生物化学兵器テロに踏み切ったオウム真理教。オウムを現出した宗教・哲学・政治思想の流れを精査するとき、われわれは近代が内包する漆黒の闇に直面して戦慄する。刊行以来好評を博してきた本書に、その後の調査・研究から判明したオウム真理教の実態と日本社会の歪みを「12年後の追記」として加え、さらに充実。

目次

第1章 近代における「宗教」の位置
第2章 ロマン主義―闇に潜む「本当のわたし」
第3章 全体主義―超人とユートピア
第4章 原理主義―終末への恐怖と欲望
第5章 オウム真理教の軌跡
12年後の追記―オウム事件を再考するための三つの視点

著者等紹介

大田俊寛[オオタトシヒロ]
1974年生。専攻は宗教学・思想史。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、埼玉大学非常勤講師。キリスト教を中心とする宗教思想史を研究するほか、オウム真理教問題を含む現代宗教論も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえもん

1
宗教が個人の内面に押し込められたのち、この内面にとどまっている限りは絶対的な自由が守られるが、社会的に大きな存在となり国に反発するようになると弾圧される。国が死の問題を取り扱わないから、次から次へと新しい宗教が興ってくる。人間が冷静に宗教と向き合うことができるようにするには、国家全体でシフトチェンジする必要があるのでは、と思う。2024/12/24

マッサン

1
大変面白かった。どんな宗教や考えも、様々な思想が背景にあるブリコラージュなのかもしれない。2024/11/14

ポポポ大王

1
近代以降に産業化、都市化、群衆社会化が進んだ結果、それを構成する各個人は代替可能なものとなり、また「死」もプライベートなこととして社会生活の中で公に語られることは無くなったーなぜオウムが存在し得たのか、この歴史的文脈を踏まえた考察は納得感があった。2024/08/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20569593
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品