出版社内容情報
いま生きることが困難な時代に、「希望」をもって生きることはできるか。個人的・社会的なよりよき変容のために、理論と実践を提案。
いま生きることが困難な時代に、「希望」をもって生きることはできるのか。一人ひとりの個人的な変容と、よりよき社会と世界の変容のために、われわれにできることとは何か。「つながりを取り戻すワーク」の理論的枠組みと、その実践法を提示。
【著者紹介】
米国の仏教哲学者で社会活動家。仏教、一般システム理論、ディープ・エコロジーを深く学んだ彼女は、50年以上に及ぶ平和、社会的公正、環境分野における活動家としての経験とそれらの学識を統合して、「つながりを取り戻すワーク」という、個人的および社会的な変容をもたらす理論的枠組みとそれを現実で実践するための効果的なワークショップ手法を生み出した。このワークは世界中の教育者やNGO、市民活動家たちによって採用され、社会的・環境的に困難な状況に置かれている人たちが、絶望や無気力を乗り越え、互いに手を取り合って能動的に行動を起こしていく力となっている。米国カリフォルニア州のバークレーに在住。著書に『世界は恋人、世界はわたし』(筑摩書房、1993年)など多数。
内容説明
いま、生きることが困難な時代に、希望をもって生きることができるか。個人的・社会的なよりよき変容のためにできることとは。「つながりを取り戻すワーク」の理論的枠組みと、その実践法を提示。
目次
1 大転換(現代を覆う三つのストーリー;スパイラルを信じる;感謝の気持ちを感じる;世界に対する痛みを大切にする)
2 新しい目で観る(自己という概念を拡げる;異なる種類の力を使う;コミュニティの体験を豊かにする;時間をより大きな流れでとらえる)
3 前に向かって進む(気持ちが奮い立つようなビジョンをつかまえる;可能性を信じる勇気を持つ;自分の周りにサポート・システムをつくる;熱意と活力を保ち続ける;不確実性が私たちを強くする)
著者等紹介
メイシー,ジョアンナ[メイシー,ジョアンナ] [Macy,Joanna]
米国の仏教哲学者で社会活動家。仏教、一般システム理論、ディープ・エコロジーを深く学んだ彼女は、50年以上に及ぶ平和、社会的公正、環境分野における活動家としての経験とそれらの学識を統合して、「つながりを取り戻すワーク」という、個人的および社会的な変容をもたらす理論的枠組みとそれを現実で実践するための効果的なワークショップ手法を生み出した。米国カリフォルニア州のバークレーに在住
ジョンストン,クリス[ジョンストン,クリス] [Johnstone,Chris]
医者、著作家、コーチ。NHS(英国の公的保険医療機関)にて20年以上、中毒症の専門家として働いた経験があり、現在でも医療関係者を対象に行動医療や精神衛生などを教えている。彼は20年以上、ジョアンナ・メイシーとともに「つながりを取り戻すワーク」を教えるとともに、2004年以来『ザ・グレート・ターニング・タイムス』というニュースレターを発行し、世界中に多くの読者を持っている。まタ、以前住んでいた英国中部の都市ブリストルにて「幸せの講義」シリーズを開講し、困難な時代においてどう精神的な健康を保ち、しなやかに生きていくかを伝えている
三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手掛ける。東京、シアトル郊外、バリ島を行き来しながら暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Hatano
Shohei I
Go Extreme
a
にゅにゅぱんだ
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- 和書
- 無罪 〈上〉 文春文庫