内容説明
機関委任事務の廃止など分権化の進展、介護保険の導入など福祉政策の拡大をはじめ、地方自治体の行財政は大きく変貌を遂げつつある。また制度改革と並んで財政危機への対応も喫緊の課題となっている。それらの問題の本質を浮かびあがらせるために必要な概念や理論を、分かりやすく説明する。
目次
1章 地方財政の実態
2章 国と地方の機能分担
3章 制度としての地方財政
4章 地方公共支出の経済学
5章 地方団体の行財政改革
6章 広域行政と狭域行政
7章 地方税の体系と原則
8章 地方税の改革
9章 国庫支出金と地方財政
10章 地方交付税と財政調整
11章 地方債の発行と国の関与
12章 地域づくりと地方団体の役割
13章 少子高齢社会と地方財政
14章 地方公営企業と第3セクター
-
- 和書
- 谷川岳花と登山ガイド