出版社内容情報
戦後最大の思想家が「思想とはなにか」という究極的な問いに真正面から答える。あらゆる問題を貫く原理に肉迫する対話集。
内容説明
戦後日本を代表する知識人・吉本隆明による「思想」の作法。
目次
第1章 思想とはなにか
第2章 詩歌のなかの思想―文学における思想1
第3章 近代文学の経験―文学における思想2
第4章 人間精神の始源性―宗教における思想1
第5章 イエスから良寛まで―宗教における思想2
第6章 思想の未来―社会・政治における思想
著者等紹介
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京に生まれる。東京工業大学電気化学科卒。詩人・文藝批評家・思想家。ジャンルを問わない多方面の文献を狩猟し、数多くのポレミークな論考を発表、戦後の思想界に多大な影響を及ぼしている
笠原芳光[カサハラヨシミツ]
1927年大阪に生まれる。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了。京都精華大学名誉教授(宗教思想史)。聖書を人間の問題として解読する「森集会」を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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