マゾヒスティックな人格―敗者復活する人と敗者のまま終わる人の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332306
  • NDC分類 145.7
  • Cコード C0011

内容説明

カルロス・ゴーン、宮沢賢治、二宮尊徳―江戸時代の藩政改革から日産の経営再建まで、成功する辣腕経営者の秘密はマゾヒズムと密接に関係する。マゾヒズムの持つ、逆境に耐え、困難を克服し、日本社会に「責任」と「リーダーシップ」をもたらす可能性を秘めた正の側面と、不幸に耽溺し、愚痴にまみれ、悲劇に酔う病的な負の側面という二面性を、豊富な具体例と、的確でわかりやすい特徴描写によって紹介。病的なマゾヒストへの対処法も指南する。

目次

第1部 マゾヒズムの健全な現れかた(健全なマゾヒストは日本を救う?―カルロス・ゴーンの心理学)
第2部 マゾヒズムの病的な現れかた(マゾヒスティック・パーソナリティ障害とは何か;マゾヒスティック・パーソナリティ障害の典型例;マゾヒスティック・パーソナリティの形成過程;マゾヒスティック・パーソナリティの臨床的特徴と事例;マゾヒスティック・パーソナリティの4タイプ;病的マゾヒストへの対処法;応用編 ネオ・マゾヒズムに走る若者たち―リストカット・ゴスロリ・ムック)

著者等紹介

矢幡洋[ヤハタヨウ]
1958年、東京都に生まれる。京都大学文学部卒業。精神病院の相談室長などを経て、矢幡心理教育研究所所長、西武文理大学講師。臨床心理士・作家
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