内容説明
人類は未来に「第五」の福音に接する。イエスが真にキリストたらんとする契機はどこにあったのか。キリストの本性と人類進化の秘密を解く。『キリストと人間の魂』(1914年)も収録。
目次
アカシャ研究による第五福音書 全五講(知的理解よりも思いの深さ;キリスト衝動の始まり;キリスト教の普及過程;今を生きるキリスト;聖霊降臨とは ほか)
キリストと人間の魂 全四講(人間の魂とは;魂の進化のための二つの恩恵;キリストと出会うのに必要な気分;旧約聖書の中のキリスト;秘儀の中のキリスト ほか)
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861‐1925。ハンガリーのクラリエヴィェベック(現クロアチア)に生まれる。ウィーン工科大学卒業。ゲーテ学者、哲学者として活躍した後、1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。13年、神智学協会を離れ、人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要性を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法、経済など、広範な分野に及ぶ。1925年、スイス・ドルナハにて逝去。著書・講演録多数
高橋巖[タカハシイワオ]
東京、代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、ドイツに留学。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、シュタイナー思想に出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとる(美学・西洋美術史を担当)。1985年、日本人智学協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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