目次
第1部 魂の要求するもの(秩序;自由;服従;平等;階級制;名誉;刑罰;言論の自由;安全;危険;私有財産;共有財産;真実)
第2部 根こぎ(労働者の根こぎ;農民の根こぎ;根こぎと国民)
第3部 根をもつこと
著者等紹介
ヴェーユ,シモーヌ[ヴェーユ,シモーヌ] [Weil,Simone]
1909年生まれ。フランスの思想家。リセ時代アランの教えをうけ、哲学の教職についたが、労働運動に深い関心を寄せ、工場に女工として入り8ヶ月の工場生活を体験。36年スペイン内戦では人民戦線派義勇軍に応募。40年独仏戦のフランスの敗北で、ユダヤ人であるためパリを脱出。その頃キリスト教的神秘主義思想を深める。42年アメリカに亡命、自由フランス軍に加わるためロンドンに渡るが、病に倒れ、43年衰弱死する。彼女の生涯と遺作は、不朽の思想として世界の文学者、思想家に深い感銘と影響を与えた
山崎庸一郎[ヤマザキヨウイチロウ]
1929年生まれ。学習院大学名誉教授。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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