出版社内容情報
【目次】
まえがき 新山喜嗣
Ⅰ 人文死生学研究会の展開
第1章 死生心理学と人文死生学の交点 浦田 悠
第2章 V・E・フランクルの時間論―--時間の移ろいやすさと自分の死は人生を無意味にするのか 雨宮 徹
第3章 反出生主義の受容と展望 小島和男
第4章 終末期の意思決定と尊厳死をめぐる諸問題 冲永隆子
Ⅱ 誌上シンポジウム「特集人文死生学」
第5章「私」の謎と「私」の死:意識の超難問と告知の死生学 南学正仁
第6章「科学的世界観の崩壊」と観測主体位置づけの変化――南学論文への現代物理学からのコメント 榛葉豊
第7章 異世界転生の真実――他者という可能世界をわたる5次元主義の物語 渡辺恒夫
Ⅲ 『死』(新山喜嗣著、春秋社、二〇二二年)をめぐって
第8章 新山喜嗣著『死――生命はなぜ死を受け入れたのか、また、私は死ねばただ無になるのか』 久場政博
第9章 『死』への応答――死んだ後も私はあるのだろうか? 重久俊夫
第10章 特集人文死生学、そして『死』(2022)その後 新山喜嗣
あとがき 渡辺恒夫



