わかる!ニーチェ

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393323960
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

日本ではあまり知られていない英米圏のニーチェ研究の成果を第一線の哲学者が紹介。現代哲学の用語や多くの身近な事例を用いて、ニーチェ哲学の最も重要な部分が、一般の読者にもわかりやすくコンパクトに描かれた最新の入門書。

内容説明

「事実など存在しない、ただ解釈があるのみだ」―そうじゃない!「力への意志はこの世界全体の根本原理」―そうじゃないのだ!錯綜する解釈とイデオロギーで歪んだニーチェ像をアップデートする最先端の研究を示し、独自の「超人」解釈も加えた、簡潔明瞭・最新最良のニーチェ入門。

目次

第1章 はじまり―『悲劇の誕生』と『反時代的考察』
第2章 新境地へ―『人間的、あまりに人間的』と『曙光』
第3章 悪鬼と狂人―『愉しい学問』
第4章 ニーチェのバイブル―『ツァラトゥストラはこう語った』
第5章 真理・自己・自己に関する真理―『善悪の彼岸』
第6章 病める動物の発明―『道徳の系譜学』
第7章 終幕に向けて―『偶像の黄昏』・『アンチキリスト』・『この人を見よ』・そしてワーグナー再び
第8章 ニーチェの遺産

著者等紹介

ケイル,ピーター[ケイル,ピーター] [Kail,Peter]
イギリス出身。セカンダリースクール卒業時の義務教育修了試験(Oレベル試験)で大失敗。16歳でドロップアウトして、プロのミュージシャンを目指すも夢破れる。大学進学に必要な一般教育修了上級試験(Aレベル試験)のために夜間学校に通い、大学見学で気に入ったキール大学に入学、古典学と哲学を専攻。ケンブリッジ大学で哲学のPh.D.を取得。エディンバラ大学哲学科講師などを経て、オックスフォード大学哲学科准教授。専門はヒュームやニーチェの哲学。2015年には、主に欧米の著名なニーチェ研究者を中心として構成される「国際ニーチェ研究学会(The International Society for Nietzsche Studies)」を共同股立。日本では近世イギリス哲学、特にヒュームの研究者として知られ、2018年には東京大学などで招待講演を実施

大戸雄真[オオトユウマ]
1994年、熊本県生まれ、千葉県育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻(倫理学分野)修士課程修了。同大学院在学中、交換留学生としてサウサンプトン大学哲学科修士課程に学ぶ。専門はニーチェ哲学

太田勇希[オオタユウキ]
1985年生まれ。哲学者。2015年オックスフォード大学哲学科博士課程(DPhil)修了。2018年までオックスフォード大学セント・ヒューズ・カレッジでポスドク研究員。2023年現在はUCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)でERC(欧州研究評議会)助成プロジェクト「The Roots of Responsibility(責任の源流)」の代表代理。専門は行為の哲学、哲学的心理学、メタ倫理、カントの実践哲学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西嶋

3
その哲学だけでなく、生き方も大変印象的なニーチェ。その哲学の内容を、ありのままに解説した、貴重な参考書。2024/02/03

バケツ

3
あまり楽しめなかった2024/01/28

2
ニーチェを自然主義者として捉える、英米圏の哲学の一潮流に乗った入門書。ニーチェを、断片的な警句集の作者や、真理を否定するポストモダン主義者としてではなく、人間を生物の一種として捉えた上で道徳や宗教にまつわる人間心理と人間行動の科学的描写を行ったと考える。年代順に各著作を追い、それぞれの自然主義的な解釈と、どの著作が重視されるかが書かれている。 過激でセンセーショナルなニーチェの言葉が好きな人にとっては退屈かもしれないが、ニーチェが良い意味で脱神秘化され、対等な議論の対象として接近しやすくなる本だと思う。2024/02/05

犬猫うさぎ

1
ギリシア人たちは生きることの恐ろしさを十分よく認識していましたが、それでもやはり人生を受け入れ続けました。ニーチェは『愉しい学問』第二版の序文でこう述べています。ギリシア人たちは「皮相的だった──深かったがゆえに!」。(38頁)2025/02/11

フルウ

1
授業で少しかじったくらいだったので、学んでみたいと思い、手に取ってみた! 解説はわかるように噛み砕かれて綴られていると思う。しかし、私の哲学についての知識が足りず、理解が及ばない箇所が多かった。基礎的な知識を取り込みつつ、挑戦したいと思う! 様式を与えることで、新たな見方を与えることは今回の学び!2024/04/12

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