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現代哲学への招待
理性の権利

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  • サイズ B6判/ページ数 246,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323465
  • NDC分類 115.3
  • Cコード C0010

出版社内容情報

世にはびこる主観主義や相対主義を退け、普遍妥当の理性の可能性を言語や科学から道徳・倫理学まで一貫して追求する力強い思索。

世にはびこる主観主義や相対主義を、自然主義・還元主義とともに退け、普遍に妥当する「理性」の可能性と限界を、言語や数学から、科学、倫理学、宗教の領域に至るまで一貫して追求する力強い思索。ソーカル事件に端を発するサイエンス・ウォーズを論じた「理性の眠り」を併せて収録し、賢人ネーゲルの現在地を明らかにする。

【著者紹介】
1937年、ユーゴスラヴィア生まれ。1958年にコーネル大学を卒業。1960年にオックスフォード大学でBPhil、1963年にハーバード大学でPh.D.を取得。カリフォルニア大学バークレー校やプリンストン大学で教鞭を執ったのち、現在はニューヨーク大学教授。専門は、認識論・心の哲学・倫理学・政治哲学。邦訳のある著書に『コウモリであるとはどのようなことか』(勁草書房)、『哲学ってどんなこと?: とっても短い哲学入門』(昭和堂)がある。

内容説明

主観主義や相対主義を退け、普遍に妥当する「理性」の可能性を、言語や数学から、科学、倫理学、進化論型自然主義に至るまで、一貫して追求する力強い思索。サイエンス・ウォーズとその絶頂たるソーカル事件を論じた「理性の眠り」を併せて収録し、哲人ネーゲルの現在地を明らかにする。

目次

第1章 序論
第2章 なぜ外側からの思考は理解できないのか
第3章 言語
第4章 論理学
第5章 科学
第6章 倫理学
第7章 進化論型自然主義と宗教恐怖症
理性の眠り―哲学者の見た「サイエンス・ウォーズ」

著者等紹介

ネーゲル,トマス[ネーゲル,トマス] [Nagel,Thomas]
1937年、ユーゴスラヴィア生まれ。1958年にコーネル大学を卒業。1960年にオックスフォード大学でB.Phil.、1963年にハーヴァード大学でPh.D.を取得。カリフォルニア大学バークレー校やプリンストン大学で教鞭を執ったのち、現在はニューヨーク大学教授。認識論・心の哲学・倫理学・政治哲学など幅広く研究

大辻正晴[オオツジマサハル]
熊本大学文学部准教授。哲学。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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