出版社内容情報
人間も所詮動物にすぎぬ! ヒューマニズムを拒絶し文明を批判、国家をも否定する新しい政治哲学とは何か。英国超一流の知性の提言。
人間も所詮動物であり、特別扱いする理由はない! 進化論や生物学の成果を大胆に採り入れ、歴史を精査し、ヒューマニズムの倫理を拒絶し、他の生物をも共同体に招き入れ、人間自身の家畜化である文明を批判し、権力装置である国家をも否定するところから生みだされる新しい政治哲学とはどのようなものか? 古代哲学から現代科学にまでに通じたイギリス超一流の知性の大胆な提言。
【著者紹介】
1945年、インドランド東部のルートンに生まれる。1968年、オクスフォード大学を最優等で卒業。1973年、同大学にて哲学博士号を取得。オクスフォード大学やグラスゴー大学で道徳哲学の講師を勤めたのち、1984年から2009年までリバプール大学の哲学教授。現在は同大学名誉教授。専門は宗教哲学および倫理学、とりわけ動物の権利。著書としてAristotle's Man (Clarendon Press, 1975), The Moral Status of Animals (Clarendon Press, 1977), Animals and Their Moral Standing (Routledge, 1997), Philosophical Futures (Peter Lang, 2011), Ancient Mediterranean Philosophy (Continuum, 2012)など多数。
内容説明
脱ヒューマニズムの政治哲学。人間もしょせん動物だ、特別視する理由はない!進化論や生物学の成果を縦横に採り入れ、人間絶対主義を拒絶し、他の動物たちも倫理の対象とする新しい無政府主義の政治哲学。古代から現代科学にまでに通じたイギリス超一流の知性の大胆な提言。
目次
アリストテレスにおける女性
奴隷と市民
人類とは自然種なのか?
子供の哺乳類
無政府主義者は革命に反対する
生命地域環境主義と人道的文化
善い行動学と悪い行動学、そして立派なポリス
類人猿と系統観念
自由な二足歩行者の群れ
共同体の拡大
民族と帝国
著者等紹介
クラーク,スティーブン・R.L.[クラーク,スティーブンR.L.] [Clark,Stephen R.L.]
1945年、インドランド東部のルートンに生まれる。1968年、オクスフォード大学を最優等で卒業。1973年、同大学にて哲学博士号を取得。オクスフォード大学やグラスゴー大学で道徳哲学の講師を勤めたのち、1984年から2009年までリバプール大学の哲学教授。現在は同大学名誉教授。専門は宗教哲学および倫理学、とりわけ動物の権利
古牧徳生[フルマキトクオ]
1960年、静岡県生まれ。1989年、京都大学大学院文学研究科博士課程学修認定退学。現在、名寄市立大学教授。文学博士(論文 京都大学)。専門はエックハルトのラテン語著作、また英米の現代倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- くまのこうちょうせんせい