出版社内容情報
修験道では何を唱えているのか。依経とする大乗仏教の経から、修験道独自の経と勤行集、さらに峰中修行の経と祈願の唱言、神仏を讃える講式と和讃、採(柴)灯護摩の時の問答について網羅し、解説と現代語訳を付して、その思想の理解を助ける画期的書。
内容説明
修験者は何を唱え祈るのか。修験道で唱える仏教の経典、独自の経典、各教団の勤行集、修行中の唱言、講式と和讃、問答などを取り上げ、それぞれ現代語訳と解説などを載せて、思想内容を理解する助けとなる必携の書。
目次
第1章 修験道で依経とする大乗仏教の経
第2章 修験道独自の経
第3章 修験教団の勤行集
第4章 峰中修行の経と唱言
第5章 講式と和讃
第6章 採(柴)灯護摩供の際の問答・前作法・経
付 九字護身法の唱言
著者等紹介
宮家準[ミヤケヒトシ]
1933年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、慶應義塾大学名誉教授、日本山岳修験学会名誉会長、日本印度学仏教学会名誉会員、修験道管長、総本山五流尊瀧院住職。元日本宗教学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 仏果を得ず 双葉文庫