出版社内容情報
祭り・卜占・巫術・加持祈祷など，修験道の多様な儀礼に秘められた意味を，密教儀礼や神道の祭典次第，民間信仰の資料を駆使して解読し，修験道的世界観の構造を分析する。
内容説明
本書は修験道の全儀礼体系を構成する修行と験術、祭、運勢と卜占、巫術と憑祈祷、祈祷と加持、憑きものおとしと調伏法、符呪とまじないをとりあげ、これら及びそれに含まれる個別の儀礼、さらに全儀礼体系を象徴的体系と捉え、その意味の解読を通して、それぞれ及び全体の構造とそれを支える宗教的世界観の解明を目ざしてものである。
目次
第１章 研究対象と研究方法
第２章 修験道の修行と験術
第３章 修験道の祭
第４章 修験道における運勢と卜占
第５章 修験道の巫術と憑祈祷
第６章 修験道の祈祷と加持
第７章 修験道の憑きものおとしと調伏法
第８章 修験道の符呪とまじない
第９章 修験道儀礼の構造と機能
第１０章 修験道儀礼と宗教的世界観
総括
付章 修験道における儀礼の次第
付章２ 修験道儀礼の歴史
-
- 電子書籍
- 「バカ売れ」タイトルが面白いほど書ける…
