出版社内容情報
節と愛弟子で映画評論家・石川三千花。それぞれに個性あふれる二人の美少年評。抱腹絶倒の1冊。長沢節生誕100年記念刊行!
内容説明
セツ先生、好きなスターに暴走!ミチカ、そこに突っ込む!「シワは許しても肉は許さない!」セツ先生の美少年ぶった切り。セツ・モードセミナーの伝説の校長・長沢節の“独特の美学”に、愛弟子・映画評論家・石川三千花が愛あるツッコミを入れまくる。
目次
イギリス編(ダニエル・デイ=ルイス―気品に充ちた肉体;デヴィッド・シューリス―まるで天使!;ジェレミー・アイアンズ―「ダメージ」で見直す ほか)
ヨーロッパ編(アドリアン・ディラン―小さい高貴な鼻のディラン;クリスチャン・ヴァディム―奇蹟のようなヴァディム;マチュー・カリエール―年とっても永遠の美少年だ ほか)
アメリカ編(レオナルド・ディカプリオ―その美は芸か、生まれつきか?;サム・シェパード―シェパードはやはりピカ一;デニス・クリストファー―マット・ディロンと対照的 ほか)
著者等紹介
長沢節[ナガサワセツ]
1917~1999。会津若松市出身。文化学院本科美術部卒業。1938年、20歳で挿絵画家としてデビュー。洒落た画風で人気を博す。終戦後は女性雑誌で活躍。節の描くファッショナブルな女性像は“スタイル画”と呼ばれ、いつしか日本のファッション界もリードする存在となる。1954年より美術学校セツ・モードセミナーを主宰。固定観念にとらわれないユニークな“セツ美学”は、ものの考え方、暮らし方全般にもおよび、エッセイ、映画評論もよくした
石川三千花[イシカワミチカ]
イラストレーター、エッセイスト。セツ・モードセミナー卒業。フランスに3年滞在の後、フリーランスになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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