内容説明
エゴイズムははびこり、無神論・ニヒリズムが深く浸透し、左右いずれのヒューマニズムも説得力を失って、現代人の魂は行き場を見失っている。だが、もはや中世的な有神論の世界にも帰れないとすれば、われわれはどこへ向かうべきか?禅とキリスト教の根源から、後近代(ポスト・モダン)の可能性を探る。久松真一・八木誠一〈対話〉。
目次
禅とキリスト教―無相の自己と殺仏殺神
中世から後近代へ
覚と信仰
覚と言葉
久松真一の中心的立場を語る(阿部正雄・八木誠一)
価値の根源と価値の創造
むすび 久松無神論について―滝沢克己の久松批判の検討



