弘法大師思想論

弘法大師思想論

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  • サイズ A5判/ページ数 369,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393172339
  • NDC分類 188.52
  • Cコード C3015

出版社内容情報

空海のとらえた仏陀とは?インド・中国密教の系譜のみならず,隋唐代の中国仏教諸祖師の教学との綿密な比較研究を通し,彼が構築した壮大な密教体系の思想的必然性に迫る。

内容説明

インド・中国密教の系譜のみならず、隋唐代の中国仏教諸祖師の教学との綿密な比較研究を通して、空海が構築した壮大な密教体系の思想的必然性に迫る。

目次

1 弘法大師思想の形成(不空訳経典と弘法大師の思索;十住心思想の形成過程 ほか)
2 弘法大師と法身説法(仏教教理史より見た法身説法;法身説法への二つの系譜―空海思想の沿革 ほか)
3 弘法大師と中国仏教(弘法大師と嘉祥大師―仏身観における類似と相違;『二教論』巻上の「或る者」とは誰か ほか)
4 弘法大師と日本仏教(伝教大師の密教受容と弘法大師;徳一師の『真言宗未決文』に答える)
5 弘法大師思想の展開(弘法大師と興教大師の間―仁和寺済暹師の教学;新義と古義 ほか)

著者等紹介

加藤精一[カトウセイイチ]
昭和11年東京都に生まれる。昭和41年大正大学大学院博士課程修了。現在、大正大学教授、文学博士。真言宗豊山派南蔵院住職
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