出版社内容情報
禅の代表的な語録、『碧巌録』を、当代随一の禅僧が自在闊達に提唱。いまを生きる禅とは何か、人が生きるとはどういうことか。
禅の代表的な語録である『碧巌録』を、当代随一の禅僧が、第1則から第12則までを自在闊達に提唱。いまを生きる禅とは何か、人が生きるとはどういうことか。本書は、禅の神髄を求める人々、人生の真実を求める人々にとって、必読の書となろう。
【著者紹介】
1940年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒。1973年、祥福僧堂に掛搭。現在、臨済宗妙心寺派祥福寺住職、祥福僧堂師家。著書に、『人生で一番大事なこと』『坐禅に問う』(いずれも春秋社)。
内容説明
いまを生きる禅とは何か。人が生きるとはどういうことか。禅の語録『碧巌録』を提唱する。
目次
武帝、達磨に問う―第一則「武帝問達磨」
ただ揀択を嫌う―第二則「趙州至道無難」
日面仏、月面仏―第三則「馬大師不安」
青天白日か、時節因縁か―第四則「徳山挟複子」
鼓を打って普請し看よ―第五則「雪峰尽大地」
日日是れ好日―第六則「雲門十五日」
如何なるか是れ仏―第七則「法眼慧超問仏」
眉毛は在るか―第八則「翠巌夏末示衆」
如何なるか是れ趙州―第九則「趙州東西南北」
恁麼恁麼なり、不恁麼不恁麼なり―第一〇則「睦州問僧甚処」
恁麼に行脚せば、何処にか今日あらん―第一一則「黄蘗酒糟漢」
殺人刀と活人剣―第一二則「洞山麻三斤」
著者等紹介
木村太邦[キムラタイホウ]
昭和15年、東京生まれ。昭和38年、早稲田大学法学部卒。同年、商社に入社、10年間の営業生活を送る。昭和44年、真人会入会。昭和48年、山田無文老師について得度。同年、祥福僧堂に掛搭。無文老師、河野太通老師に参じる。平成7年、祥龍寺入山。平成16年、祥福寺入山。現在、祥福僧堂師家、ならびに祥福寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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