内容説明
その事案で何が問題となり判決に至ったかがスムーズにわかります。判決文の論理をしっかり追えるよう、複雑な内容は簡単にまとめています。判決文を読むとき、どこにどのように着目すべきかを示し、事案から判決文へのスムーズな橋渡しをしています。ポイントになる部分が2色刷りによって視覚的にわかります。どのような問題にどのような解決が示されたのか。判決文の要点をまとめています。難しい学説や理論には立ち入らず、その判決の理解に必要なことにしぼって、コンパクトにわかりやすく説明しています。
目次
1 人権総論・包括的基本権(外国人の人権保障:マクリーン事件(最大判昭和53・10・4)
会社による政治活動の自由:八幡製鉄献金事件(最大判昭和45・6・24) ほか)
2 精神的自由(日の丸・君が代と思想良心の自由:国旗国歌起立斉唱強制事件(最判平成23・5・30)
宗教上の理由に基づく剣道の不受講:神戸高専剣道実技履修拒否事件(最判平成8・3・8) ほか)
3 経済的自由・社会権(小売市場の開設と職業選択の自由:小売市場事件(最大判昭和47・11・22)
薬局の開設と職業選択の自由:薬局距離制限違憲判決(最大判昭和50・4・30) ほか)
4 人身の自由・選挙権・国務請求権(刑事手続の適正と告知・聴聞:第三者所有物没収事件(最大判昭和37・11・28)
行政における適正手続:成田新法訴訟(最大判平成4・7・1) ほか)
5 統治機構(立法の委任:医薬品ネット販売訴訟(最判平成25・1・11)
国会議員の免責特権:病院長自殺国賠訴訟(最判平成9・9・9) ほか)
著者等紹介
上田健介[ウエダケンスケ]
近畿大学教授。1974年生。愛媛県出身。大阪府育ち
尾形健[オガタタケシ]
同志社大学教授。1972年生。福島県出身
片桐直人[カタギリナオト]
大阪大学准教授。1977年生。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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