内容説明
１３４点の写真でモンゴルの仏教の「今」を伝える。復興しつつある仏教寺院２８カ寺の現状報告を中心に、モンゴルの歴史・文化・芸術などを詳しく紹介。また、「旅行ガイドブック」としても役立つように、２７点におよぶ本邦初の地図や寺院見取図を付す。
目次
１ 空に舞った経典―モンゴルの仏教弾圧
２ ウランバートル市内の寺々
３ 古都カラコルムと周辺の寺々
４ 内モンゴルの首都フフホト市内の寺々
５ フフホト市郊外の寺々
６ シリンゴル草原の活仏と詩人たち
７ パオトウ市と周辺の寺々
８ アラシャン盟の寺々―福因寺・延福寺・広宗寺
９ モンゴル仏教を理解するための基礎知識
付録 モンゴルの活仏の系譜
著者等紹介
菅沼晃［スガヌマアキラ］
１９３４年、群馬県生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士課程修了。東洋大学文学部教授。文学博士。１９９１～９４年、東洋大学学長を務める
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感想・レビュー
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samandabadra
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モンゴルの仏教寺院を訪問する旅。2004年出版当時というか、著者が当所へ訪れた当時の様子が書いてある。モンゴル研究者がこのような形の本を著していないのがご不満な様子である。不完全ながらもたたき台としてこのような本を著したというのが、本を書く動機だったといえるだろうか。最後尾にあるモンゴル系の活物のリストはやはり完全なものではないとはいえ、非常に参考になる。2014/05/07
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