酔花集―インド学論文・訳詩集 (新版)

酔花集―インド学論文・訳詩集 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 353p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784393116012
  • NDC分類 929.8
  • Cコード C1015

内容説明

幻の名著『印度さらさ』を中心に、インド文学の香り高い優美な論考と、サンスクリット詩の流麗な訳詩集とを収める珠玉のインド・アンソロジー。

目次

歴史篇(天竺名義考;度羅楽;林邑僧仏哲について)
文学篇(ラーマーヤナとマハーバーラタ;インドの説話;説話の流伝―エジプトから日本へ;インド説話の流伝に関する私見;『鸚鵡七十話』とその宗教的背景;『鸚鵡七十話』の社会的背景―中世インドにおけるカーストの実態について;ギータゴーヴィンダ;トリ・ヴァリーについて;毬戯術について;天女うるわしい;盗賊指南書;提婆達多;リトゥについて;魚の哄笑)
雑篇(インド教の改革運動;タゴールの再認識;タゴールとインド古典)
訳詩篇(詩集季節のめぐり;詩集雲の使い;アンソロジー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

in medio tutissimus ibis.

2
エッセイあり、論文あり、詩の訳あり。雑編にまとまっているのはタゴールとインドの近代宗教改革周りの話。門外漢にはとっつきづらい論文と割と緩い感じのエッセイとの落差よ。詩はその間くらいか。エッセイについては『色好みの構造』とも幾分重なる分もあり。トリ・ヴァーリ、盗賊指南書、魚が笑う話は少なくとも見覚えがある。天女うるわしいw2017/02/27

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