出版社内容情報
本巻には「インド仏教思想史――その発展の必然性について」「ブッダとイエス」「初期仏教」「大乗仏教における僧と俗」などを収録。
内容説明
仏教思想史論の領域に先駆的な役割を果たした代表作を含む珠玉の論考を集成。斬界の泰斗が示す仏教研究のあり方とは?“梶山仏教学”の集大成。
目次
インド仏教思想史―その発展の必然性について
存在と認識
仏教における存在と知識
ブッダとイエス
初期仏教
大乗仏教における僧と俗
覚りの宗教―仏教
輪廻と超越―『城邑経』の縁起説とその解釈
A´svaghosaの伝える縁起説
縁起説論争―死に至る病
「かく世界は語られた…」
『仏教哲学』について―E・フラウワルナーの生涯と業績
著者等紹介
梶山雄一[カジヤマユウイチ]
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学第三講座、仏教学専攻)卒業。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。その後、仏教大学総合研究所所長、創価大学国際仏教学高等研究所所長などを歴任。2004年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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