出版社内容情報
「一人で死ねばいい」そんな言葉が飛び交う今に送る一冊。
生きづらさの正体は何なのか──。
現代社会の病理はどこにあるのか──。
脳科学者と臨床心理学者の対話と考察から、
「いのち」が動きはじめ「世界の見え方」が変わります。
(目次抜粋)
第1章 なぜ この世界は生きづらいのか
第2章 なぜ ありのままで生きられないのか
第3章 なぜ 社会や世間に追い詰められるのか
第4章 これからの世界はどう変わるのか
第5章 新しい世界を生きるために
内容説明
あなたはあなたのままでいい。脳と心で考える生きづらさの正体。
目次
第1章 なぜこの世界は生きづらいのか(「生きづらさ」はどこから来るのか?;どの記憶にアクセスするかで人格は定義される ほか)
第2章 なぜありのままで生きられないのか(スタンダードな「世間」と自分の立ち位置;社会のど真ん中にいる人も苦しさを抱えている ほか)
第3章 なぜ社会や世間に追い詰められるのか(SNSでの攻撃は個人的な「怒り」の投影?;理屈は感情を「後追い」する ほか)
第4章 これからの世界はどう変わるのか(歪んだ社会を生きる子どもたち;人間のポイント化と人工知能による選別 ほか)
第5章 新しい世界を生きるために(今いる場所で何ができるのかを考える;アインシュタインの「弱さ」は誰も責められない ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞受賞。『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞受賞
長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
1959年愛知県生まれ。一般社団法人こころぎふ臨床心理センターセンター長。臨床心理学者。公認心理師。南山大学文学部教育学科卒業後、名古屋大学大学院へ進学。刑事事件における被告の心理鑑定、虐待する親のケアにも積極的に取り組む。2012年東海学院大学を退職後、こころぎふ臨床心理センターを設立し、現職に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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