出版社内容情報
唾液力をアップすれば免疫力増進、さまざまな病気を予防できる! 口内環境の改善が全身の健康を保つカギになる。これからの健康の新常識!
病気を遠ざけたければ、「血液サラサラ」よりも「唾液サラネバ」です!!
みなさんにとってなじみがあり、毎日活躍している消化液の「唾液」。
じつは近年、この唾液が、脳卒中、がん、肥満、歯周病などの生活習慣病、そしてインフルエンザ、誤嚥性肺炎などの感染症予防に深く関与していることがわかってきました。身体やこころの健康を保つために、欠かせない重要な唾液の作用が次々と発見されているのです。
唾液は血液からつくられ、血液に戻り、脳を経由して全身へと移行しています。脳と血液は互いに循環しあっているのです。血液の状態が健康に直結しているのは、みなさんご存じのとおり。つまり、唾液の量と質を高めることが、病気予防への近見だったというわけです。
唾液は、唾液腺から「サラサラ唾液」と「ネバネバ唾液」の2種類が分泌されています。このサラネバ具合をちょうどよくする、18の秘策を本書にて初公開しています。
「唾液サラネバ」を合言葉に、病気知らずの体を手に入れてください!
序章 私たちのカラダは、「唾液」に守られていた!
第1章 健康の新常識!「唾液力」とは何か
【唾液力1】抗菌物質IgAの力で、身体の免疫力を高める!
【唾液力2】抗菌物質のはたらきが、健康寿命を伸ばす
【唾液力3】腸内フローラのバランスを整え、腸内環境を整える
【唾液力4】唾液腺から出る「BDNF」で、ストレスに強い脳をつくる
【唾液力5】唾液腺から出るメラトニンで、快眠を促す
【唾液力6】コラーゲン、ヒアルロン酸をつくる成分で、アンチエイジング
第2章 唾液力は、唾液の「量」と「質」で決まる!
第3章 唾液力の低下で、リスクが高まる病気
歯周病/がん/うつ病/動脈硬化/大腸炎/視力低下/風邪・インフルエンザ/誤嚥性肺炎/むし歯
第4章 唾液の「量」を増やす秘策5
【秘策1】マッサージで、3つの唾液腺を刺激
【秘策2】水分をこまめに摂って唾液量をキープ
【秘策3】大きめに切った食物を食べる など
第5章 唾液の「質」を高める秘策13
【秘策6】乳製品を毎日、継続して摂る
【秘策7】繊維質が豊富な食材を摂る
【秘策8】脂質は控えめにし、バランスよく食べる
【秘策9】ぬるめのお湯で抽出した緑茶をのむ
【秘策10】ストレッチでIgAの分泌量を増やす など
巻末 唾液検査で、ここまでわかる!
槻木 恵一[ツキノキ ケイイチ]
著・文・その他
内容説明
健康の新常識―唾液はまさに、新時代の“万能薬”!「血液サラサラ」よりも、まずは「唾液サラネバ」!唾液の「質」と「量」がアップする18の秘策を完全紹介!
目次
序章 私たちのカラダは、「唾液」に守られていた!
第1章 健康の新常識!「唾液力」とは何か
第2章 唾液力は、唾液の「量」と「質」で決まる!
第3章 唾液力の低下で、リスクが高まる病気
第4章 唾液のサラネバ健康法 ステップ1 唾液の「量」を増やす秘策5
第5章 唾液のサラネバ健康法 ステップ2 唾液の「質」を高める秘策13
巻末 唾液検査で、ここまでわかる!
著者等紹介
槻木恵一[ツキノキケイイチ]
神奈川歯科大学大学院口腔科学講座環境病理学教授。1967年東京都杉並区荻窪生まれ。1993年神奈川歯科大学歯学部卒業。1997年同大学大学院歯学研究科修了。神奈川歯科大学歯学部口腔病理学教室、助手、特任講師、助教授を経て2007年より教授。2013年より同大学歯学研究科長。2014年より同大学副学長。歯学博士。専門分野は口腔病理診断学・唾液腺健康医学・環境病理学。日本口腔科学会、日本臨床口腔病理学会、日本唾液腺学会に所属。プレバイオテックスの一種であるフラクトオリゴ糖の継続摂取による唾液中lgAの分泌量増加とともに、そのメカニズムとして腸管内で短鎖脂肪酸が重要な役割を果たすことをあきらかにし、「腸―唾液腺相関」を発見(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 密林の語り部 岩波文庫