出版社内容情報
近年、健康に対する腸の役割の大きさが注目されています。腸は、食べたものの栄養成分を吸収する場所であり、同時に、免疫細胞の過半が集まっている最大の免疫器官でもあるからです。
食生活の欧米化による、大腸がんの急増は深刻な問題です。また、アトピーや花粉症などのアレルギー疾患の増加と、腸の健康との関わりも大きいとされています。ストレスの影響を非常に受けやすい臓器であり、便秘や下痢だけでなく、肌荒れや肩こりといった、一見、関係のなさそうな症状の原因となるなど、腸の不調は全身に及びます。
本書は、腸の健康を左右する腸内細菌と上手につきあいながら、“快腸”な生活を送るための具体的なノウハウを101本ご紹介します。
Part1:ストップ、腸内腐敗! あなたのおなか、大丈夫ですか?
善玉菌が免疫力をアップする/どんな便が出ているか観察しよう/あなたの腸内健康度をチェック――など
Part2:増やそう、善玉菌! 腸をスッキリきれいにする101の方法
(食品編)
ヨーグルト/牛乳、チーズ/納豆/オリゴ糖/ヌメリ野菜/サツマイモ/ゴボウ/コンニャク/大豆/ワカメ/寒天/お茶類/ココア/リンゴ/梅エキス/ビール――など55の特効食品と食べ方
(食生活編)
朝食/食間/和食/間違いダイエット/週末断食――など、14の食生活改善法
(日常生活・運動編)
トイレタイム/ストレス解消/睡眠/腹式呼吸/冷房対策/入浴/腸ストレッチ/排便マッサージ――など、18の生活習慣改善法
(即効法編)
下痢対策/自宅で水浣腸/スペシャルドリンク――など、すぐ試せる14の便秘&下痢対策
内容説明
腸内腐敗があなたのおなかで進行中!便秘、下痢…急増する大腸がん!腸を大掃除するための食事・運動・生活のコツ!
目次
1 ストップ、腸内腐敗!あなたのおなか、大丈夫ですか?(おなかをきれいにすれば健康になれる;注目!善玉菌が免疫力をアップする;どんな便が出ているか観察しよう;悪玉菌を増やす生活をしていませんか?;便秘は悪玉菌の温床になる;あなたの腸内健康度をチェックする;大腸ガンは早期発見で治るガン;40歳を過ぎたら2年に1度は内視鏡を)
2 増やそう、善玉菌!腸をスッキリきれいにする101の方法(食品;食生活;日常生活・運動;即効法)
著者等紹介
後藤利夫[ゴトウトシオ]
1959年生まれ。1988年東京大学医学部卒業。1992年東京大学附属病院内科助手。現在、新宿大腸クリニック院長。「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。全国各地の医療機関で無痛内視鏡検査を実践、後進の指導にあたるかたわら、啓蒙活動にも熱心に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。