花田家の隠し子―アボジと呼ばせて

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391135312
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0076

内容説明

韓国で生まれた著者にとって、初代・若乃花は親父、二子山親方は叔父、そして、若貴はいとこだった…二子山部屋全盛期~若貴の確執の真実までを花田家の“陰”として見つめてきた壮絶半生。

目次

第1章 尊敬する二子山親方の死
第2章 国境を超えた父と母の「純愛」
第3章 外国・日本へ
第4章 親父と同じ“相撲の道”
第5章 理事長と序二段力士
第6章 花田家の中の隠し子として
第7章 切れてしまった絆
第8章 親父への絶縁

著者等紹介

花田河成[ハナダカワナリ]
韓国名・朴祐賛(パク・ウチャン)。1972年7月韓国・ソウル生まれ。1985年12月養子縁組をして13歳で日本へ。1989年3月藤島部屋へ入門し16歳で初土俵。1997年1月ケガのため引退、最高位は幕下58枚目。2002月5月父・花田勝治氏から認知され花田姓を名乗り、翌年、日本に帰化する。現在は事業を起こし日韓を行き来して生活(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おかむら

28
2007年に出た花田ファミリー外伝的な本。著者は初代若乃花が引退後大阪で見初めた韓国人女性との間に生まれた、いわゆる愛人の子ども。小学生まで韓国で育ち中学卒業後、叔父さんにあたる貴乃花の藤島部屋に入り、若花田(いとこ)の付け人に。隠し子の立場で見つめた花田ファミリーの姿が面白かったわ! 花田の男たちは勝(お兄ちゃん)以外は寡黙な性質なのねー。そして初代若乃花は加齢とともに強欲で薄情なじいさんになってくなあ。2024/01/11

美登利

10
感想の消えた本。この花田ファミリーはスキャンダルに事欠かないなあと、読んだ時に思ったのですが、一代前の親方の隠し子なんですよね。お相撲さんと言えばかなりモテるのは知ってます。実際現地妻の話を、聞いたことあるので。若貴のいとこで殆ど表舞台に出なかったとおもうのだけど、隠し固めてたわけではなかった記憶があります。2012/09/09

2
花田河成「花田家の隠し子」読了。昨年亡くなった初代若乃花と韓国人女性の間に生まれた貴乃花親方の同い年のイトコが書いた暴露本。若貴と同じ部屋に入門してたからあのファミリーのエピ満載。みんな思ってたよりいい人じゃん、と思った。2011/06/03

ばんぶー

1
花田家の隠し子2024/08/31

転天堂

1
読んだ気になっていたが、どうもネットのインタビュー記事だけ読んで本も読んだ気になっていたようだった。昔力士名鑑で藤島部屋の頁を見たときに、若貴兄弟以上に親方に似ている力士がいて驚き、貴ノ花の隠し子?と思ったのだが、真相はその兄若乃花の隠し子だった。栃若人気の一翼を担った初代若乃花だが、色々な意味で酷薄な彼の性格が、その後の花田家の栄光と崩壊のどちらも生み出したことが分かる。2022/10/15

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