内容説明
本書では、ふだん血圧が高めの方や高血圧の治療を受けている方が、どのようにすればより健康を保ち、与えられた寿命を十二分に楽しく過ごせるかについて正確な標識を立て、詳しく易しく解説しました。
目次
第1章 高血圧の正体を知る(血圧とは?;収縮期血圧と拡張期血圧とは ほか)
第2章 血圧を下げるには食生活の改善から(塩分を制限して肥満を解消する;1日の塩分は6g未満に抑える ほか)
第3章 日々の生活の中で血圧を下げる(血圧を上げないためには、こんな習慣をつける;トイレでの動作に気をつける ほか)
第4章 血圧を下げるための治療法(高血圧と判断されたら、さまざまな検査が行われる;高血圧には、自覚症状がないことが多い ほか)
著者等紹介
渡辺孝[ワタナベタカシ]
1926年、東京都生まれ。1949年東京大学医学部卒業。医学博士。1950年国立東京第一病院(現・国立国際医療センター)に勤務。1963年より群馬県立前橋病院院長。群馬県成人病研究所所長を兼任。1992年より老年病研究所所長。1985年から中国陝西省心臓血管研究所名誉顧問でもある。専攻科目は循環器内科、疫学、医用生体工学。心電図自動解析装置の実用的開発は世界初の試みであり、高脂血症治療薬が未開発な時代に報告したコンニャク製粉のコレステロール低下作用は海外からも注目を浴びた。著書には専門書として高血圧、心臓病、心電図に関するもの8冊、一般向けとして高血圧、動脈硬化、コレステロール、食生活に関するもの11冊、ほかに監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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