歌舞伎町シノギの人々

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784391129830
  • NDC分類 916
  • Cコード C0093

出版社内容情報

著者の書き下ろしノンフィクション。金と色を巡り、男と女が繰り広げる歌舞伎町のイソップ物語を描き出す。

内容説明

お金なんか持って、この街に来ちゃダメだよ。ハイエナいっぱいいて潰されるんだから。極妻をしのぐ衝撃書き下ろしノンフィクション。

目次

葵―月収500万円のトップキャバクラ嬢
サクラ―歌舞伎町バラバラ殺人犯のヤクザの妻
神田組長―すべての闇に顔を持つ現役バリバリ組長
木場組長―巨大マーケットを押さえる麻薬の総元締め
渋谷・田端―外国人売春婦の元締めと舎弟
モハマド・パトリシア―麻薬の売人とコロンビア売春婦の妻
亜希―ホテルのやり手女社長
中野―すご腕闇金経営者は元首相の隠し子
まみ―現役銀行員ヘルス嬢
フェイメイ―強盗に殺されかけた元台湾クラブのママ〔ほか〕

著者等紹介

家田荘子[イエダショウコ]
86年、極道の世界へ単身飛び込み、ヤクザ幹部の妻たちの生の声を取材、その素顔を描いた『極道の妻たち』が大ベストセラーとなる。88年には、エイズボランティアとして渡米。実際にエイズ患者と1年間生活を共にして、エイズ患者の等身大の姿を描いた『私を抱いてそしてキスして』が第22回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞する。常に現場に足を運び、取材対象と確かな信頼関係を築いて、良質なノンフィクション作品を多数執筆、高い評価を得る。過去の著作は、小説や恋愛エッセイなども含め、108作品にのぼる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiyoboo

26
サラリーマン、風俗嬢、キャバクラ嬢、やくざ、外国人ホステス、ホスト、キャッチ、高利貸し・・。すべてを飲み込んでしまう歌舞伎町。この本はそんな人の内面や生き様を引き出していた。性と欲望と金とやくざがドロドロに入り混じって共存している街を作者は踏み込んでいく。作りの部分もあると思うが怖い街だと思う。2016/03/21

Tak

3
文章下手、読みづらい。ただ書いてあるだけ。2017/06/27

hase45

2
★★☆☆☆ 事実はフィクションよりもスゴイことがある こういう世界があるんだなあと2020/08/23

バーベナ

2
韓国人ママの稼ぎっぷり&倹約ぶりがダントツに凄い。金銭単位がわからなくなる。もちろん、ヤクザの方々も数多く登場。住んでいたとき、風林会館のドラッッグストアが唯一、日常消耗品を買うことができるオアシスだったのに、奥の喫茶店はカオスだったなんて知らなかった。人には関わることが出来ない世界もある。触れ合えることの出来ない人々の『生の声』を読むことができるってすごいなと思う。2014/07/06

miou

1
歌舞伎町で生きる人々に取材し、それぞれが歌舞伎町でどのようにして稼ぎ、生活しているかをまとめた一冊。行ったことはないし、おそらくこれからも一生行くことはないであろう歌舞伎町の実態が垣間見えて、興味深い。自分の生活とあまりにもかけ離れていて、漫画や映画の世界のよう。他人事で読んでいられるくらいがちょうどいいかな。2018/07/25

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