出版社内容情報
ふだんから着物を着なれている人10人ほどを取材し、「自分らしい」着物を見つけるための物語とヒントを説く。
目次
キャスター―渡辺真理さんの自分色の着物
ギャラリースタッフ―高橋康恵さんの初めての着物
染織家―加納容子さんのふだんの着物
主婦―伴久子さんの思い出の着物
ギャラリー店主―中西ルミ子さんのシンプルな着物
茶道家―マーガレット・プライスさんの憧れの着物
洋裁店店主―AZちゃんの「粋カワイイ」着物
ギャラリー店主―田中陽子さんの東北の着物
飲食店店主―山本彩香さんの沖縄の着物
歌人―高杉碧さんの半幅帯を生かした着物
エッセイスト―平松洋子さんの安心の着物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
僕素朴
1
つやのある塗り下駄は夏用で冬は履かない。アジロ張り、シコロ張り、酒袋地、履き物の素材いろいろあるのね、素敵だなあ。歌人の高杉碧さんの衿合わせが、首が細く見えて抜きすぎず色っぽくてよかった。この本、香川と高知のお店が紹介されていた。四国って阿波しじらと伊予絣の木綿着物のイメージだけど、着物人口多いのかなあ。それとも、東京のお店に偏らないように、みたいなことなのかな。2018/11/24
百花
1
図書館から借りてきて、ページを開いてすぐに気付いた。読んでる、これ。一人目の渡辺真理さんの着物の柄まで覚えている。渡辺さん以外はどなたも存じ上げないが、どなたも日常に馴染んだ惚れ惚れする着姿。まだ十代の頃から着物に憧れていた私は、なるべく日常に取り込むために、早い頃から華道や茶道を習っていた。結婚してからも、茶道の稽古にはなるべく着物で通った。ああ、でもまだまだだな、とこの印象深い十人の着姿に教えられた気がする。2018/06/20
ひろ
0
日常着としての着物姿がたまらん!素敵。2014/12/14
ハルナ
0
私より年上の人が多く、いずれはこういう着物を着たいなあという参考にはなるけれど、今の私が真似したいような人はあまりいなかったのが残念。2010/02/08
花椿
0
★2009/07/12